【開催報告】村上編集長が京丹後市を訪問
「中高生と地元のお宝観光スポット探し」


令和7年3月30日、観光ショーケースの編集長である村上信五さんが京都府京丹後市を訪問し、地元の中高生と“若者目線で選ぶ観光スポット”について意見交換を行いました。
村上編集長がエンタメの世界で培った経験を活かし、「デジタル(NFT)×観光」、「推し活」を推進するとともに、地方の良いモノ・場所について、子供たちを含めた広い年代と一緒に交流し、新しい観光のあり方を作り上げる企画の第1弾として、「日本の観光ショーケース」のテーマの1つである「健康・美・長寿推進協議会」と連携し、村上編集長が京都府京丹後市を訪問しました。
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京丹後市立大宮中学校
発表タイトル「 p.m. 7:21 」
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京丹後市立峰山中学校
発表タイトル「 京丹後市の長寿地域のヒミツ 」
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京丹後市立丹後中学校
発表タイトル「 おすすめレストワン 」
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京都府立清新高等学校
発表タイトル「 KYOTANGO PRESENTATION 」
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京都府立丹後緑風高等学校網野学舎
発表タイトル「 ええとこたくさん丹後町間人 」
プレゼンテーションの様子



当日は、中学生3グループと、高校生2グループがプレゼンテーションを行い、村上編集長ら審査員からのコメントをいただきました。
トップバッターとなった京丹後市立大宮中学校のグループは、普段の通学路から見える風景をピックアップし、川に映る夕焼け、桜の中を走るローカル電車をPRしました。
2チーム目の 京丹後市立峰山中学校のグループは、健康長寿で有名な京丹後市を分析し、地域の特産品であるサツマイモ、稲作発祥の地とされる「月の輪田(つきのわでん)」を紹介し、食材の豊かさをPRしました。
3チーム目の 京丹後市立丹後中学校のグループは、地元レストランを連携し犬用のご飯を試作した取り組みを紹介しました。犬と一緒に入れるレストランやグランピング施設を紹介し、ペット連れで楽しめる観光スポットをPRしました。
4チーム目の 京都府立清新高等学校のグループは、夕日の名所である地元の「城島公園」を紹介しました。“大阪からの移動距離は決して近くないが、現地に来て絶対に後悔はない!!”と力強くPRし、後ほど編集長と一緒に現地を訪問しました。
最後となった 京都府立丹後緑風高等学校網野学舎のグループは丹後町間人(たいざ)地区の路地の魅力を紹介しました。海と山に囲まれた小さな町の路地には季節によって変化する景色が楽しめるほか、急な傾斜の路地が多いため、日常生活の中で足腰が鍛えられる「自然のジム」という表現でPRを行いました。このスポットのも後ほど編集長と一緒に現地を訪問しました。
プレゼンテーションを聞いた村上編集長からは、「グーグルマップの上に自分たちの手書きのイラストを乗っけることでスタンプラリーみたいなことだってできる。犬と一緒に歩けるコースやファミリー用などがあって、それが自然のジムになるんですよってストーリー作りがハマれば」と新たなアイデアが出るとともに、「ビジネスになるような意見が中学生から出るとは思わなかった。自分たちがもうけたいのではなく、地元のリソースを使って考えられてる。情報量が多い中で、あれだけ整理できてる能力がすばらしい。テーマに沿ってプレゼンできてるし、シンプルに純粋に話せてる。情報を扱うスキルの高さに驚きました」と絶賛していた
現地視察の様子



中高生のプレゼンテーション終了後、村上編集長と学生たちで実際に現地を訪問しました。
学生たちの案内のもと丹後町間人(たいざ)地区の路地を散策したところ、村上編集長は「日本の人には懐かしいでしょうし、この街並みは外国人がめっちゃ好き」と絶賛されていました。
その後、城島公園を訪問しました。当日は強風により大きな波が打ち寄せましたが、村上編集長は学生たちと防波堤に立ち、日本海の大自然を満喫されていました。
今回のプレゼンテーションに参加した学生からは「村上さんのような方が地方にも興味を持って、私たちとは違う角度でアイデアを出してくださってうれしかった。これから活動するうえで励みになります」と語っていた。