日本の観光ショーケース

甲賀 滋賀県甲賀市

忍者発祥の地 甲賀

甲賀では、都に近かったため、
常に情報収集に努めました。
各地の大名に請われ、「忍び」の働きをしました。
甲賀には修験道の一大霊場、飯道山があり、
今も山伏たちの姿に、
リアルな「忍者」が感じられます。
山伏の行場を巡ると、
自然を相手に練磨をした忍者の姿を追体験できます。
里には、甲賀衆が崇敬した古社があり、
神秘性や呪術性をうかがえます。

大阪からのアクセス

大阪からのアクセス

油日神社

油日神社は南鈴鹿の霊峰油日岳の麓に鎮座する古社で、油の火のような光明を発したことから油日の名が付けられたとされ、 山頂には岳大明神が祀られています。戦国時代、上甲賀を拠点とした武士は、地域の支配・運営のため同名中や郡中惣を構成しますが、 油日神社はその拠り所となり、「甲賀の総社」と呼ばれました。境内は「甲賀郡中惣遺跡群」として国の史跡に指定されています。

甲賀流リアル忍者館

地域に伝わる古文書や寺社仏閣などの歴史文化資源から、具体的に伺い知ることができる忍者の姿を「甲賀流リアル忍者」として、 ご紹介しています。館内では、地域に伝わる古文書などの歴史文化資源から読みとれる甲賀忍者の姿を紹介。 また、忍者が敵から隠れたり逃げたりする五遁の術についても学ぶことができます。

甲賀の里忍術村

広大な敷地に志能備神社SHINOBI SHRINE・忍術博物館・からくり屋敷・手裏剣道場といった施設が点在しており、 周囲は鈴鹿山麓の原生林にかこまれ、昔ながらの隠れ里の雰囲気をかもしだしています。甲賀忍者発祥の地で、 大自然を満喫しながら忍者になった気分で楽しめます。

代表的な甲賀忍者

木村奥之助

各地にこの人物が関わった忍術伝書が残されています。 江戸中期の「甲賀忍之伝未来記」は、奥之助が甲賀忍者の将来を憂えて弟子に伝えたものです。

大原数馬

甲賀二十一家にも数えられる大原篠山家の当主で、江戸時代中期の甲賀古士の代表格です。 幕府への士官活動の一貫で、忍術書『万川集海』を提出しました。

杉谷善住坊

杉谷家出身の忍者とも言われていますが、詳細は不明です。 近江国の千草越えを通過していた信長を狙撃しますが失敗に終わり、捕まり鋸引きの刑に処されました。

東海地方の忍者紹介