
弥生時代の文化体験やグルメ、アクティビティが満載!安満遺跡公園【高槻にきたら寄ってって!】
2025.03.28
都心部へのアクセスや住み心地の良さから、北摂エリアきっての人気を誇る高槻。弥生時代には、近畿地方でいち早く米づくりに取り組んだ大環濠集落(かんごうしゅうらく)があり、約800年にわたって豊かな文化を築いてきました。2021年3月には、その集落跡を整備した安満遺跡公園(あまいせきこうえん)がオープン(一次オープンは2019年3月)。豊かな緑の中にさまざまな施設が配置され、幅広い層が楽しめる公園となっています。
ここが見どころ!
・弥生時代の暮らしが分かる遺跡が緑豊かな公園に
・飲食やイベントなど、市民の憩いの場として人気
・甲子園球場5個分もの広さで1日中遊び尽くせる

約2500年前に拓かれた安満遺跡(あまいせき)は、弥生時代の前期から後期にかけて繁栄した集落です。淀川を通じて瀬戸内・四国、琵琶湖・北陸方面など、広範な地域と交流を持ったことで豊かな文化が花開きました。弥生集落の3要素である居住域・生産域・墓域を兼ね備えていたことから、日本の歴史を考える上で重要な遺跡とされ、1993年に国の史跡にも指定されています。

甲子園球場5個分もの広さを誇る集落跡を整備した安満遺跡公園は、22ヘクタールの敷地にさまざまな施設や店舗が集合し、癒しのひとときを過ごすことができます。公園の西エリアにあるボーネルンド Park Centerは、公園事務所の他、工作・調理室、多目的スタジオ、多目的室など、さまざまなタイプの貸室やランニングステーションを備えた中央施設となっています。Park Center内にあるボーネルンド プレイヴィルには、ボールプールや砂場など、屋内外に多様な遊び場があり、子どもたちが存分に遊びに興じることができます。

園内では、薪窯で焼いたピッツァが自慢のトラットリア、カジュアルフレンチが楽しめるレストラン、キャンプ料理を提供するカフェなど、飲食店が充実しています。バリエーションの豊富さから、ランチやディナーのお店選びに迷ってしまいそう。また、ドッグランやトリミングサロンを併設したペットサービスの総合施設もあるので、愛犬の散歩で訪れる人も多く見られます。

東エリアにはアクティビティゾーンが満載。40m×25mの大屋根があるSAKURA広場は、広大な人工芝のスペースで、音楽ライブや縁日、グルメなど、多様なイベントが開催され、週末や休日には多くの人で賑わっています。周辺には大型の膜状トランポリン「ふわふわドーム」もあり、未就学児から小学生まで遊ぶことができます。北側には農業用水を利用したせせらぎがあり、水遊びなど自然とのふれあいが楽しめます。

公園の中ほどに位置するエリア・歴史拠点には、昭和初期に建てられ、大阪府の近代化遺産にも選ばれている旧京都大学付属高槻農場の建物をリノベーションした展示館や体験館が並びます。ここでは安満の弥生ムラの様子が分かる映像を見たり、生活用具の復元品に触れたり、再現された弥生水田を見たりといった体験を通じて、安満遺跡や弥生時代についての学びを深めることができます。なお、園内東側にある墓域では、再現された弥生時代の墓の形式である方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ)や木棺墓(もっかんぼ)を見ることができます。

日没後に見られるムーディーな表情も安満遺跡公園の大きな魅力となっています。白石を敷き詰めた環濠(堀)は、間接照明で美しい光の曲線を描き出し、街路樹や銅鐸・壺などの歴史的オブジェもライトアップされることで幻想的な雰囲気を醸し出しています。冬季には約3万球のLEDを使ったイルミネーションイベントも催され、より鮮やかな姿を見せてくれます。
広大な敷地内にさまざまな楽しみを内包している安満遺跡公園。市民の憩いの場として親しまれ、今後多彩なイベントの開催を通じて、文化の発信地となることも期待されます。大阪にいながら弥生時代の暮らしに触れられるこの公園は、歴史ファンにとって間違いなく、訪れる価値あるスポットです。

営業時間:
(公園・駐車場・駐輪場)24時間利用可
(ボーネルンド Park Center)午前9時から午後7時 ※公園事務室のみ午後5時まで
休所日:年末年始(12月29日から1月3日まで)
電話番号:072-648-4725(9:00-17:00)
公式サイト
Access
電車の場合:
JR「高槻」駅から徒歩約13分
阪急電車「高槻市」駅から徒歩約10分
バスの場合:
阪急高槻市駅から:5番のりば(安満遺跡公園経由)から乗車 約3分
JR高槻駅南から:5番のりば(安満遺跡公園経由)から乗車 約8分
駐車場:427台(西152台、東275台)