
世界中から集めた希少なヴィンテージ車が大集合!GLION MUSEUM【天保山にきたら寄ってって!】
2025.03.07
なめらかな曲線や優雅な装飾など、現代とは異なる趣で車好きを魅了するクラシックカーの世界。大阪港の赤レンガ倉庫を再利用してオープンしたGLION MUSEUMは、4つの展示場および屋外にタイプ別のヴィンテージカー約80台を展示し、まるで古い映画の世界に迷い込んだかのような感覚が味わえるミュージアムです。
ここが見どころ!
・築100年を超える赤レンガ倉庫とクラシックカーの組み合わせが映える
・輸入車から国産まで、車の歴史を支えた希少な車種約80台が見られる
・ステーキハウスなどのレストランまで、鑑賞後に立ち寄りたい飲食店が充実

大阪メトロ中央線の大阪港駅から徒歩5分ほどの距離に建ち並ぶ赤レンガ倉庫。もともとは株式会社住友倉庫の港湾倉庫として利用されていましたが、大阪市に移管された後、2015年にGLION MUSEUMとしてオープンしました。建物の外にも車両が展示され、築100年を超える赤レンガ倉庫とクラシックカーの組み合わせは、まるで古き良き時代のロンドンやニューヨークのよう。

建物内には、写真や映画でしか見たことがないような希少なクラシックカーがずらりと並びます。4つの展示場は、それぞれにテーマが設けられており、展示場1には、自動車黎明期の車両を展示。1850年製の馬車や、その形状を受け継いだオールズモビルカーブドダッシュ、分業制で大量生産を可能にした業界の革命児・T型フォードなど、自動車が普及し始めるまでの歴史を見ることができます。

展示場2はアメリカンヴィンテージのゾーン。映画『ゴッドファーザー2』にも登場する1939年製フォード・デラックスや、後世の自動車デザインに大きな影響を与えた1941年製キャデラック61など、マフィアが暗躍していた時代の車両が展示されています。
展示場3ではヨーロピアンヴィンテージに焦点が当てられています。中でも注目したいのが、1900〜1950年に販売されたロールス・ロイスのコレクション。世界に3台しか存在しない1929年製の特別仕様ロールス・ロイスファントムⅡも見ることができます。

展示場4には、1967〜1970年の間にわずか337台のみ製造された幻の名車・トヨタ2000GT、いすゞ・ベレットなど、時代を彩った車種が展示され、日本の旧車好きが歓喜するゾーンです。

GLION MUSEUMでは敷地内に飲食店も併設。ハワイの老舗ステーキ店・Hy’s steak houseの国内唯一の姉妹店である「AKARENGA STEAK HOUSE」や、フランス料理を串揚げなど和のテイストでアレンジしたレストラン「LA VIE 1923」、オリジナルのブレンドコーヒーや軽食を提供する「AKARENGA DINER」など、バラエティーに富んだ食事が楽しめます。

営業時間:11:00~17:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
料金:大人:1,300円〜 小学生以下:無料
電話番号:06-6573-3006
公式サイト
Access
電車の場合:Osaka Metro中央線 「大阪港」駅4番もしくは6番出口より徒歩約5分
車の場合:阪神高速各線「天保山」出入口から約3分