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観光スポット・体験

天見温泉

山に囲まれた数寄屋風の宿にある「極楽温泉」は、緑に囲まれた癒しの空間。

南海高野線天見駅からすぐ、和歌山県との境に近い山間にある天見温泉は、14世紀南北朝時代の初期に開かれたもの。その昔、高野参詣の旅人たちが疲れを癒そうと立ち寄り、この湯を「極楽風呂」と呼んだと伝えられている。泉質は単純放射能泉(25度)で、慢性胆のう炎や胆石症、神経痛、胃腸障害などに効果があるとされる。この温泉があるのは、天見川のほとりに立ち、3000坪の日本庭園をもつ数寄屋風の宿・南天苑。本館は堺市大浜にあった「潮湯」の別館を移築したもので、設計者は大阪市中央公会堂などを手がけた明治時代の名建築家・辰野金吾氏。現在は国の登録有形文化財にもなっている。

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