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陽射しが強く照りつける季節になると、デパートの屋上やホテルのガーデンスペースなどに、カラフルなビーチパラソルが開きます。その下で、風に吹かれながら、大きなジョッキを傾け冷たいビールをゴクゴク。夏季限定の屋上ビアガーデンは、日本の夏の風物詩です。

日本で最初のビアガーデンは、明治8(1875)年、横浜で、外国人居留者や外国船の船員向けに開かれたとか。でも、建物の屋上で楽しむ屋上ビアガーデンの第1号は大阪で誕生したと言われています。時は昭和28(1953)年、場所はキタの繁華街の真ん中に建つ、大阪第一生命ビル。元々地下にあったビアホール『ニユートーキヨー』に、オートバイの展示会の貸切依頼があり、店内に参加者が入りきらないため、ビルの屋上も会場として、ビールや料理を出したのが始まり。やってみると大人気を博し、新聞にも取り上げられるほど話題になりました。そこで翌年から「ビアガーデン」として正式に屋上店がオープン。都市部に高層ビルが続々と建つ時代背景にも後押しされ、たくさんの屋上ビアガーデンが開かれ、全国的にブームが巻き起こりました。

高度経済成長期には最盛期を迎え、ハワイアンの生バンドが入ったり、大型テレビで野球中継が流されたり、老若男女がワイワイとジョッキを傾けました。今も、夏になればあちこちのビルの屋上で、ビアガーデンが開催されます。ビール会社提供の色とりどりの提灯が揺れ、バイキング形式の料理とセルフサービスの生ビールが定番です。屋外の開放感もあいまって、自由で賑やかな雰囲気が、ビールをより美味しく感じさせます。

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