慶沢園 0
純日本風の池泉回遊式庭園で、大正時代では大阪の豪商・住友家の本邸の庭園だった。
営業時間
9:30~17:00
【夜間開園】
9:30~18:00
※但し5月、9月の土日祝のみ休日
月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/1)
天王寺公園内にある純日本風の池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園。大正15年(1926)、江戸時代からの大阪の豪商・住友家15代吉左衛門(号は春翠)から大阪市へ、本邸とともに寄贈されたもの。中島を浮かべた大池を中心に、三方に築山を築き変化に富んだ地形をつくり出している。周辺には園路や飛石、橋をめぐらせ、茶室や四阿・あずまやが配されている。庭園の設計・施工者は「植治」こと小川治兵衛で、明治中期から昭和初期にかけて東京の西園寺公望邸や平安神宮、円山公園など大規模な庭園を手掛け、近代造園のスタイルを確立したと称えられる造園家。庭園は当初、春翠によって「照代之恩恵祖先の余沢」の思いで「恵沢園」と名付けられたが、完工時には「慶沢園」に改名された。庭園内の奥から入り口に向かって見える大阪市立美術館の本館が、同じ時期に寄贈された住友家の本邸だった。
住所
大阪市天王寺区茶臼山町1-108(天王寺公園内)アクセス
JR、Osaka Metro御堂筋線・谷町線「天王寺駅」より徒歩5分料金
大人150円、小中学生80円
※大阪市内在住在学の小中学生無料電話番号
06-6771-8401Fax
06-6772-4633URL