延命寺は、弘法大師が地蔵菩薩を刻んで安置したのが起源と伝えられており、紅葉の名所としても有名です。特に樹齢1000年とも言われるカエデの巨木は、夕陽に映えるその美しさから「夕照もみじ」と呼ばれ、府の天然記念物に指定されています。延命寺では、5月5日に真言宗の開祖、弘法大師空海の降誕会法要『青葉祭』が行われます。青葉祭の日には、普段閉められている本堂や地蔵堂の扉が開かれます。また、境内ではマルシェやバザーなどが行われ賑わいます。

弘法大師　空海の命日4月２１日（旧暦３月２１日）に、天野山金剛寺で行われる大法要。当日は法螺貝を吹く山伏を先頭に、僧侶、 檀家、 稚児の行列が本坊から伽藍へと進みます。法要の後半には百味飲食（ひゃくみのおんじき）の供物が御影堂に運び込まれ、そこが祭礼の場に。法要が終わると、一同はもと来た道で本坊に戻ります。 百味飲食は法要の中で行われる民俗行事で、地域の人々が手作りした様々な供物を弘法大師　空海の御影にお供えします。法要の後、境内で｢大餅まき｣が行われ、毎年たくさんの方が足を運ばれます。

奥河内くろまろの郷は、河内長野の自然を活かしたまちの魅力を発信する拠点です。地元産の新鮮で安全・安心な農産物の直売所や、地元産の野菜や果物が食べられるレストラン・イートイン工房などを併設しています。ビジターセンターではお土産の販売やレンタサイクルの貸出を行っています。

河内長野駅前の観光案内所では、各種観光パンフレットが手に入るほか、お土産品の販売や、旅の相談にも乗ってもらえます。出かける前にまず立ち寄ってみませんか。また、事前予約をすれば観光ガイドによる案内も受けることが出来ます。レンタサイクルも行っています。

河内長野市の面積は10,963haでそのうちの約７０％である7,311haが森林です。この森は古くから「河内林業地」として知られています。「おおさか河内材」としてブランド化したスギ・ヒノキの植林地が多く、貴重な「森林資源」として環境保全と憩いの場を提供しています。このような背景を踏まえ、地域の森林資源の保護・育成と林業再生を基本に林業者の組織化と技術向上を目指した指導および木工クラフト体験や森林自然をテーマにしたイベント等、学習・交流のできる拠点施設として木根館は誕生しました。

河内長野の歴史や文化遺産を体感できる施設。原始から近現代までの文化財を展示し、またふるさとに伝わる歴史にちなんだ体験ができる。

1周2.5ｋｍの自転車専用スポーツコース「サイクリングコース」やユニークな動きや形の自転車がそろう「変わり種自転車」など自転車をテーマにしたアトラクションが全部で11施設。
パーク内にはキャンプ場（日帰り・宿泊）もあり、夏季にはプールもオープン。

河内長野の市街地から車で約30分というロケーションにありながらも、奥河内の大自然を満喫することができます。敷地内にはレストランや売店があり、河原ではバーベキューを楽しむことができます。近くには2つのキャンプ場もあります。

滝畑ダムの建設に伴い移築された１８世紀中頃の茅葺民家をはじめ、屋根きに使われる茅やその道具、葺き替えの様子などを紹介しています。また、約１００年前につくられた滝畑の豊富な水を活かした水力発電所跡など、滝畑地区に伝わる歴史文化や民俗資料を展示しています。日本人の暮らしの知恵や文化がぐっと凝縮された空間です。ぜひ畳や縁側でゆったりとした時間の流れを感じながらのんびりしていきませんか。

岩湧山は、紀見峠を挟んで金剛山と相対する標高897mの山で、山頂からは大阪平野、大阪湾を望むことができます。秋になると、山頂付近ではススキの黄金の穂が一面を覆い、風にそよぐ様は息をのむ美しさです。
また、岩湧山を含む金剛葛城山系の稜線を縦走する長距離自然歩道「ダイヤモンドトレール」（全長45km）は、役行者（えんのぎょうじゃ）が開いた葛城修験（かつらぎしゅげん）の道と重なっており、道中には修行の場である「行場（ぎょうば）」や聖地である「経塚（きょうづか）」もあり、自然と歴史を体感することができます。
※「葛城修験」は日本遺産に認定されています。