千日前道具屋筋商店街
なんば駅から徒歩3分。全長150mにわたって、食品サンプル、ちょうちん、電飾看板、食器、料理・厨房器具などの専門店がぎっしりと軒を連ねる商店街です。ここは国内外の観光客でいつも大賑わい。
もとは明治15(1882)年、法善寺から四天王寺のお大師さんや今宮戎神社への参道として、古道具屋や雑貨商が出店したのが始まり。昭和45(1970)年には、アーケードができ、現在のような商店街へと発展しました。
大阪は「天下の台所」と呼ばれ、いまでも板前さんやシェフが料理の心と技を競う街です。この商店街には、そのプロの使い勝手にふさわしい道具を揃える店が集まっています。なかでも、大阪のたこ焼き・お好み焼きなど粉もん関連の調理器具の品揃えは、日本一といっていいでしょう。