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観光スポット・体験

東本願寺茨木別院

地元では「御坊さん」の愛称と巨大な伽藍でお馴染みです。400年の歴史が刻む教如上人開創の寺へ。

地元の人たちに「御坊(ごぼう)さん」の愛称で親しまれている浄土真宗大谷派の東本願寺茨木別院は、慶長8年(1603)、当時京都の七条烏丸に東本願寺を建立したばかりの教如上人によって開創された寺で、400年の歴史を誇ります。当時の茨木は西国街道の宿場町で、茨木城主の片桐且元が上人に城内の地を寄進して建立、教如上人は大阪に下向する際、常にこの地に宿泊したと伝えられています。現在の本堂は安永6年(1777)に建立されたもので教如証人の木像を安置しています。壮大な伽藍は茨木市最大です。山門から境内に入った右側にそびえる黒松は樹齢400年を数え、別院建立時に植樹されたといわれています。大正9年(1920)、第二十二代影如(句仏)上人が「弘誓の松」と命名し、茨木市の保存樹に指定されています。
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