開館は昭和24（1949）年だが、その歴史は、大正4（1915）年に開設した宝塚新温泉内の図書室にさかのぼる。宝塚文芸図書館の資料を引き継いで、網羅的に収集されてきた歌劇のポスターやプログラムなどは、ファン必見。歌舞伎関係資料も多く、なかでも8,000枚を超える上方役者絵のコレクションは世界有数の規模といわれる。また、阪急電鉄の歴史を伝えるポスターや広報誌なども所蔵しており、企業図書館としての顔も持つ。