上方浮世絵館
江戸時代後半の文化・文政期の人気役者絵を中心に収蔵・展示する浮世絵美術館。
法善寺西側の角地に建ち、江戸時代後半の文化・文政期の人気役者3代目中村歌右衛門や7代目片岡仁左衛門など役者絵を中心に収蔵・展示する浮世絵美術館。4階建てで1フロアがおよそ60平方メートルとこぢんまりとした美術館内には、収蔵のなかから30点ほどを展示。4階には、浮世絵の製作道具も展示され、休憩コーナーの入り口には黒、柿、萌葱(もえぎ)の歌舞伎の定式幕(じょうしきまく)風ののれん。1階では浮世絵関連の雑貨店を営む。江戸の浮世絵が美化、誇張を特徴にもつものであるのに、上方の浮世絵は写実的で、役者とともに大道具や小道具がしっかり描かれた部分から、往時の暮らしや風俗が偲べるものだという。ほぼ3ヶ月ごとに企画展示を入れ替えるそうだ。
基本情報
- 営業時間
- 11:00~18:00(入館は17:30まで)
- 休日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)
- 料金
- 個人:大人700円、高校生500円、小中生300円
身体障害者手帳お持ちの方300円
- 各国語対応
- 英語
- アクセス
- 近鉄・Osaka Metro四つ橋線・御堂筋線・千日前線「なんば駅」下車、なんばウォーク16号出口徒歩5分
- 住所
- 〒 542-0076 大阪市中央区難波1-6-4
- 電話番号
- 06-6211-0303
- Fax
- 06-6211-0393