吉志部神社
大阪府吹田市の紫金山に鎮座し、遥か古代より鎮守の社として村の人々に崇敬されてきました。春に咲く桜やつつじをはじめ四季折々の美しい自然に囲まれ、周辺の公園や遊歩道とともに地元の人々の憩いの場として親しまれています。
社伝では、崇神天皇の御代に大和から奉遷して大神宮と称し、壮麗な社殿を構えていたとありますが、応仁の乱で兵火にかかり焼失。ただ一つ残された神鏡を奉祀して再建、慶長15年に本格的な再造営をした本殿は全国的にも珍しい七間社で、桃山様式の華麗な社殿でした。その歴史的な価値の高さから国の重要文化財に指定されていましたが、再造営から400年を目前にした平成20年、不審火により全焼しました。現在の社殿は、氏子、崇敬者の協力の元、保存されていた資料と半年以上を費やした火災後の調査を基に、造営当時の建築様式と鮮やかな装飾を正確に復元したもので平成23年に竣工しました。
毎年10月17日、秋の大祭に行われる特殊神事「どんじ」は、各村から行列をして神饌を奉納するもので、吹田市の無形民俗文化財に指定されています。
基本情報
- 駐車場
- 子ども
- 営業時間
- いつでも参拝自由
- 休日
- 社務所は、不定期
- アクセス
- JR京都線「岸辺駅」より徒歩20分、「吹田駅」より阪急バスにて「紫金山公園前」徒歩1分
- 住所
- 大阪府吹田市岸部北4丁目18-1
- 電話番号
- 06-6388-5735
- Fax
- 06-6389-3601