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岸城神社

岸和田城天守閣の東側に鎮座し、城の鎮守の神であり、岸和田だんじり祭の聖なる場でもあります。

岸和田城天守閣の東側に鎮座し、城の鎮守の神であり、岸和田だんじり祭の聖なる場でもある岸城神社。もともとは、地元の農民たちが五穀豊穣を祈って神明社を築いたのが始まりとされますが、約650年前に京都の八坂神社から素戔鳴尊(すさのうのみこと)を勧請(かんじょう)してからは、牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)と呼ばれ、地元の守り神として繁栄してきました。後に、慶長年間に秀吉の家臣・小出秀政が岸和田城を大改修するのを機に八幡大神を合祀、以来代々の城主や住民にも厚く信仰されてきました。明治維新で氏子が広範囲になり、「岸城神社」に改名され、平成20年8月に氏子崇敬者のご奉賛により、現在の御社殿が完成致しました。岸和田城が千亀利城(ちきりじょう)と呼ばれていたのに因んで、縁結びの神(ちぎりのかみ)として参詣者が多いです。有名な岸和田だんじリ祭はこの社の例祭です。

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