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観光スポット・体験

仲村家住宅

今なお住宅として生きている姿。

仲村家とは、この富田林寺内町が繁栄し始めた1600年代からつづいている町家のひとつだ。寺内町の町家で唯一内部見学ができる旧杉山家同様、造り酒屋「佐渡屋」として江戸時代中期には河内の国(現在の南河内郡付近)でも最大級の酒造規模を誇っていた。幕末に吉田松陰が1ヵ月近く滞在、他にも著名人が滞在したという、大店ならではの記録も残されている。現存する家屋は当時のものではないが、1782年頃に建てられたもので、大阪府の文化財に指定されている。大阪や京都に多く見られる商家の建築様式を用いた、今では貴重な建築物だが、個人住宅のため、内部の公開は行なっていない。

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