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天神橋

中之島の「剣先」に架かる橋。天満橋そして難波橋とともに「浪華の三大橋」だった。

中之島の「剣先」の上を通って大川(旧淀川)に架かる橋。文禄3年(1594)ごろ架けられたと伝えられるが、当初の橋には名がなく、「新橋」と呼ばれていたとか。天満の天神社管理下の橋であることから、後に「天神橋」の名がつくようになった。寛永11年(1634)他の11橋とともに公儀橋に指定された。中でも、天満橋そして難波橋とともに「浪華の三大橋」と親しまれ、「天神橋長いなー落ちたら恐いなー」と童歌にも歌われた。また、大塩平八郎の乱が起きた際には、反乱軍を防ぐために、幕府がいち早く天神橋を含めた三大橋を壊した話も伝わるように、近世では重要な役割をもっていた橋のひとつだった。明治18年(1929)の大水害で流失、同21年(1932)には、当時全国で最も長径間の道路橋として鉄橋に架け替えられた。現在の橋は松屋町筋の拡張に合わせ、昭和9年(1934)に、架け替えられたもの。全長210.7m、3連の軽快な鋼製アーチと両端のコンクリートアーチからなっている。

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