壺井八幡宮
羽曳野市の南端にある壺井八幡宮は、後に鎌倉幕府を興した源頼朝の祖先、源頼信・頼義・義家等をお祀りする「河内源氏」の氏神です。
羽曳野市の南端にある壺井八幡宮は、後に鎌倉幕府を興した源頼朝、室町幕府を興した足利尊氏、江戸幕府を興した徳川家康の祖先である源頼信が本拠地を構えた地に祀られている「河内源氏」の氏神です。
康平7年(1064)、源頼義(河内源氏初代・源頼信の子)が前9年の役に出陣する際、戦勝を祈願した京都の石清水八幡宮の神霊を勧請して、壺井にある私邸の東側に祀ったのが始まりとされています。八幡宮には、頼義の子・八幡太郎義家が愛用したとされる鎧「黒韋威胴丸(くろかわおどしどうまる/国の重要文化財)」や「僧形八幡神像(そうぎょうはちまんしんぞう/国の重要文化財)」「天光丸の太刀(てんこうまるのたち/国の重要美術品)」「源氏の白旗」が伝わります。境内には、樹齢1000年とも言われる楠木が悠然と枝を伸ばしています。また八幡宮の西側には、天仁2年(1109)に、義家の六男・源義時(よしとき)が、頼信、頼義、義家の霊を祀った壺井権現社があります。
壺井そして300mほど離れた通法寺付近は、このあたりが河内源氏の本拠地であったことを窺い知ることができる場所です。
基本情報
- 駐車場
- 営業時間
- 年中無休 9:00~17:00(地鎮祭等で留守の場合あり)
- 休日
- なし
- アクセス
- 近鉄南大阪線「上ノ太子駅」より徒歩15分
- 住所
- 〒 583-0844 大阪府羽曳野市壺井605番地の2
- 電話番号
- 072-956-2824
- Fax
- 072-956-2854
- その他
- 2月3日(節分)節分祭並びに鳴弦の儀
6月第1土曜 弓馬術礼法小笠原流による三々九手挟式奉納
6月30日 夏越の大祓 茅の輪くぐり
7月1~7日 夏詣(7日 七夕祭・ロウソクのライトアップ)
上記は一般の方もお気軽にご参列・拝観いただける神事です。
また、秋には羽曳野市でも珍しいと言われる紅葉が境内を包みます。
緑に包まれ空気が一段と清々しく感じられる境内です
是非一度、気軽にご参拝下さい