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観光スポット・体験

脇浜戎大社(高おかみ神社)

今宮戎や西宮戎と並んで、三大戎神社として知られる泉州で最も古い戎社です。

今宮戎や西宮戎と並んで、三大戎神社として知られる泉州で最も古い戎社です。脇浜・二色浜海岸一帯は、古来より豊かな漁場と白砂青松の景勝地として知られ、奈良・京都の都に近いことから、宮中で食事などを司る「内膳司」という役所によって御漁場が置かれていました。平安時代の『延喜式』によると、この地から毎月「子の日」と「巳の日」に塩漬けの鯛・鰺・干し魚や魚の内臓でつくった調味料など二十石六斗を毎年、都の役所へ納入するように決められていたといわれます。戎社は網曳御厨の守護として創祀されたと伝えられ、御厨の領地内二ケ所に「事代主命」が戎神として祀られてきました。明治時代、水の神とされる高おかみ神社と合祀されたあとも、泉州地方の人々から「脇浜のえべっさん」と呼び親しまれています。十日戎では、福笹を買い求める人など、毎年4万人近い人が訪れます。当日、「柴灯大護摩供」も行われ、無病息災を願って多くの人が炭火の上を歩く「火渡り修行」をします。

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