弘川寺
葛城山麓にたたずむ役小角が開創したと伝えられる古刹です。西行法師終焉の地として知られ、境内に西行墳や本坊内に西行記念館があります。
「願はくは花のしたにて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」と詠んだ平安時代末期の歌人・西行がその歌の通り、桜の季節に生涯を閉じた地として知られています。葛城山の麓にあり、寺の周辺は桜の名所として知られ、天智天皇4年(665)役小角が開創、天平9年(737)行基が修行し、弘仁3年(812)空海が伽藍を一新したと伝えられています。畠山氏の兵火に遭い、一時は焦土と化しましたがその後、復興します。本堂その他の堂舎は再建され、現在に至ります。境内には西行の墳墓や西行堂、本坊の奥には、西行像や西行にまつわる絵画、書、資料などを集めた「西行記念館」があります。
基本情報
- 駐車場
- 子ども
- 営業時間
- 本坊庭園、西行記念館は10:00~17:00
- 休日
- 無し
※本坊庭園拝観期間及び西行記念館開館期間は春季3月下旬~5月中旬、秋季10月中旬~12月上旬
- 料金
- 本坊庭園拝観と西行記念館入館 大人500円/小人200円
- 各国語対応
- 可
- アクセス
- 近鉄長野線「富田林駅」よりバス③番のりば「河内」行に乗り、終点「河内」下車約200m
「さくら坂」行「かなん桜小学校前」下車約700m
- 住所
- 〒 585-0022 大阪府南河内郡河南町弘川43
- 電話番号
- 0721-93-2814
- Fax
- 0721-22-6678
- 所要時間
- 約1時間