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常光寺

血天井に大坂夏の陣を偲びます。毎夏、境内に響く「流し節正調河内音頭」はその原型とされ、「日本の音風景100選」にも選ばれています。
八尾は「河内音頭」発祥の地ですが、常光寺で伝えられている「流し節正調河内音頭」はその原型とされ、「日本の音100選」(旧環境庁)に選定されています。保存会メンバーが境内で練習を重ね、歌い継がれている独特の音頭は、毎年8月23・24日、人で埋め尽くされた境内で一際高く響き渡ります。至徳2年(1385)、又五郎大夫藤原盛継が復興しました。康応2年(1390)、足利義満公が祈願所とし、「初日山」「常光寺」保扁額を贈って以来、常光寺と改められました。慶長20年(1615)、大坂夏の陣で徳川方の藤堂高虎がここに陣を置き、首実検をした際の血のついた縁板が血天井として今に伝わっています。
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