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モデルコース

チンチン電車で行く"堺"ぶらり旅

戦国時代、貿易港として栄えた堺は海外との交流を深め、豊かで自由な自治都市として発展した。独自の歴史と気風が今も息づく堺の街を、大阪で唯一のチンチン電車を乗り継いで、ぶらり散策してみよう。

  1. START

    阪堺電気軌道 恵比寿町駅

  2. 阪堺電気軌道

    通天閣がそびえる大阪「恵美須町」駅と「浜寺駅前」駅までを結ぶ阪堺線と、「天王寺駅前」駅から「住吉」駅までを結ぶ上町線の2線がある。民家の軒をかすめながら走る姿も味わい深い、大阪唯一のチンチン電車。

    阪堺電車

    全区間230円。乗り降り自由の一日フリー乗車券 "てくてくきっぷ"は680円でお得!

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    高須神社駅 徒歩10分
  3. 鉄炮鍛冶屋敷

    1543年に種子島へやってきた鉄砲。その製法が伝えられた堺は鉄砲の一大生産地として名を馳せ、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康など戦国武将達の戦いにも貢献する。高須神社駅から10分ほど歩けば、江戸時代の鉄炮鍛冶屋敷。重厚な古い家並が往時を伝える。

    妙国寺前駅 徒歩3分
  4. 堺刃物ミュージアム(堺伝匠館)

    妙国寺前駅から南西へ徒歩3分。江戸時代、"堺極"の印を付けたたばこ包丁(たばこの葉を刻む包丁)を徳川幕府が専売したため、その質の良さと知名度が全国に広まった堺の刃物。そんな歴史や工程を見て、聞いて、体験できるのが同施設だ。映像や資料だけでなく、職人による仕上げの工程"刃付け"は興味津々。刃物に関する相談、修理窓口もある。

    花田口駅 徒歩2分
  5. ザビエル公園

    チンチン電車の窓から見える緑豊かな公園は市民の憩いのスポット。日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルが、堺にやってきたのは1550年のこと。豪商・日比屋了慶の屋敷に滞在して布教活動をしていたことから、その屋敷跡にこの公園が造られた。昭和24年、ザビエル来航400年を記念して、その名が命名されたとか。

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    宿院駅 徒歩2分
  6. 与謝野晶子生家跡

    「みだれ髪」「君死にたまふこと勿れ」の歌で知られる歌人・与謝野晶子は、明治11年12月7日、堺の菓子商であった鳳宗七と津祢の三女として誕生した。生家は第二次世界大戦で焼失したが、車道西脇に生家跡にちなんだ歌碑が立つ。また市内各所には晶子の歌碑が点在する。

    宿院駅 徒歩3分
  7. 千利休屋敷跡

    茶道を大成した千利休も堺生まれ。1522年、豪商魚屋の長男として生まれた与四郎(利休)は、のちに武野紹鴎などに師事し、わび茶を極める。織田信長、豊臣秀吉に茶頭として仕えるが、秀吉の怒りをかい、切腹。屋敷跡には井戸が残る。

    御陵前駅 徒歩7分
  8. 南宗寺(なんしゅうじ)

    三好長慶が建立したが、大坂夏の陣で焼失。その後の1617年、沢庵和尚によって再建された名刹。若き千利休が茶道の修業を行なった寺として知られ、境内には利休ゆかりの茶室実相庵、遺愛の手水鉢、千家一門の供養塔、国の名勝指定の枯山水庭園などがある。実は不思議なことに境内には徳川家康の墓も......? 意外な歴史伝承が潜む寺。

    浜寺駅前駅 徒歩すぐ
  9. 浜寺公園

    阪堺電車の終着駅「浜寺駅前」駅の目の前に広がる浜寺公園は、明治6年に誕生した府下最古の公園のひとつ。万葉の昔から美しい松林が歌に詠まれ、今も名残の松林が美しい。園内にはバラ庭園やミニ機関車が走る交通遊園、ゴーカートや遊技場も。与謝野晶子の歌碑 "ふるさとの和泉の山をきはやかに 浮けし海より朝風ぞ吹く" もたたずむ市民の憩いのスポットだ。

    浜寺公園

    大阪府公園協会・浜寺公園管理事務所

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  10. GOAL!

追加情報

立ち寄りスポット
与謝野晶子をより知りたい人は、阪堺電車「宿院」駅近くのさかい利晶の杜の「与謝野晶子記念館」 へ。
味わいスポット
かん袋のくるみ餅がおすすめ。
お土産
かん袋のくるみ餅 はお持ち帰りも可能。入れ物がなかなかおしゃれだ。
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