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日本全国はもとより、海外にまで広まった回転寿司。コンベヤーの上を、寿司を載せた小皿が流れていき、客は好みのものを皿ごと取って食べます。

半セルフサービス型の安価で明朗会計の気軽なスタイルは、家族連れや観光客にも利用しやすく大人気を得ています。


この「回転寿司」は、大阪で誕生しました。ある日、東大阪市の布施で、小さな立ち食い寿司店を営んでいた『元禄産業』創始者が、大阪府吹田市のビール工場を見学に行き、ベルトコンベヤーの上を瓶が流れ、ビールが次々と注ぎ込まれていく光景を目にしました。寿司屋は大繁盛していたので、注文を聞いてから握っていては間に合わず、カウンターの上に予め、エビやイカ、タコなど握った皿をピラミッドのように積み上げておき、注文が入ると、「はいよ」と出していたほどでした。人手不足にも困っていたので、コンベヤーを使えば店の省力化ができると考えたのだとか。

布施は、中小企業が集まっている土地柄、常連客の中に鉄工所関係の経営者がいたので開発を頼みました。開発にあたり最大の難所はコーナーでした。皿がうまく回らず落ちてしまうのです。悪戦苦闘しながら、数年後にようやく完成。


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「旋回式食事台」と名付けられたコンベヤーが店内をぐるりと回る回転寿司第1号店が、オープンしたのは昭和33(1958)年のことです。

新しもの好き・珍しもの好きの大阪人に大いに受けて、店舗数を増やしていきました。昭和45(1970)年の万博に出展したことで、一気に知名度が上がります。以来、「回転寿司」は全国でブームとなりました。それは、寿司を贅沢品から庶民の日常の味にした立役者でもあります。 

今も、元祖「元禄寿司」は大阪一円で営業中です。



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大阪すし


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元禄寿司