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岩橋山と日本遺産「葛城修験第二十四、第二十五経塚」

河内 歴史

昔、役行者(えんのぎょうじゃ)が、現在の奈良県御所市に鎮座する一言主神(ひとことぬしのかみ)をはじめとする日本の神々に命じて、奈良県の吉野地方にある金峰山(きんぷせん)まで岩の橋を架けようとしたという伝説から「岩橋山」と名前がついたといわれています。山頂付近にある「久米の岩橋」と呼ばれる石が、この時の橋の名残であると言われています。また、山腹には「鍋釜石」「鉾立石」「胎内くぐり」などの巨石や奇石が点在し、古代のロマンを感じさせる巨石群を巡ることができます。令和2年に役行者がはじめて修行を積んだ和歌山県から奈良県にわたる修験道(葛城修験)が日本遺産に認定されました。

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基本情報

■葛城修験構成文化財
・平石峠 妙音菩薩品(第二十四経塚)
二上山の南、河内と大和の国境を成す岩橋山北嶺、平石峠にある葛城修験第二十四番経塚。峠の手前の山の斜面に、石積をした経塚とともに、役行者と不動明王を刻んだ石仏2体が祀られている。岩橋山周辺には、役行者と地主神である一言主神との伝説が語られる久米の岩橋や、巨岩が重なる胎内くぐりと呼ばれる行所など、修験の伝承と奇岩の景観が多く見られる。
・高貴寺香華畑 観世音菩薩普門品(第二十五経塚)
葛城修験第二十五番経塚。文武天皇の時代に、役行者によって開創されたと伝わる神下山高貴寺の境内にあり、巨大な自然石の懐に不動明王を祀る石祠が安置されている。かつては香華寺と呼ばれたが、弘法大師が来山修行中に高貴徳王菩薩を感得したことから高貴寺と名を改めた。金堂には本尊の五大明王が、講堂には重要文化財で秘仏の木像弁財天坐像とともに役行者、理源大師像が祀られ、西の山中には寺の鎮守である磐船大神社も鎮座する。

住所 河南町大字平石
アクセス 平石峠まで:近鉄富田林駅からバス平石下車、徒歩約30分

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